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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2013年11月27日
2013年11月のお菓子 其の弐
さて冬到来といった感じで寒くなってきましたね。
ちょっと更新が滞ってしまいましたので、晩秋のお菓子を先に。
ちょっと更新が滞ってしまいましたので、晩秋のお菓子を先に。
雪平製白餡 『光琳』
きんとん製漉し餡 『葉牡丹』
浮島製栗羊羹 『参道』
また今月号の『RAIFU』に当店のお菓子をご紹介いただいております。ここひと月程、前橋情報様やFM群馬様などでもご紹介いただきました。が、もうひとつ。実は初めての行事がありましたので改めてご報告を。
2013年11月08日
2013年11月のお菓子
本日はもうひとつ。
この時期はお茶を嗜む方にとっては大切な『炉開き』があります。
これは、風炉から炉に装いを変え、また春に摘んだ新茶の壷を開け新しい気持ちで茶の湯を楽しむということなのだと思います。
それに合わせたお菓子としては『亥の子餅』、『織部まんじゅう』がございます。
手前が求肥餅に小豆と黒胡麻を練り混ぜて漉し餡を包んだもの。奥はこなしといわれる生地に金胡麻を混ぜやはり漉し餡を包んだものです。こなしは関西の茶席で好まれる材料で、餡に小麦粉を混ぜて蒸しあげたあと揉み混ぜて作ります。もちっとした独特の食感があり、練り切りとはまた違う美味しさです。
こちらは織部まんじゅう。中は粒餡が入っております。緑の釉薬と梅鉢、井桁の焼印が大変特徴的な上用まんじゅうです。
最後に七五三のお菓子を少しだけ。週末となるとこういった詰合せをご用意したりしております。
とても駆け足ですが、今日はこの辺で。
この時期はお茶を嗜む方にとっては大切な『炉開き』があります。
これは、風炉から炉に装いを変え、また春に摘んだ新茶の壷を開け新しい気持ちで茶の湯を楽しむということなのだと思います。
それに合わせたお菓子としては『亥の子餅』、『織部まんじゅう』がございます。
最後に七五三のお菓子を少しだけ。週末となるとこういった詰合せをご用意したりしております。
とても駆け足ですが、今日はこの辺で。
2013年11月07日
創作菓子
本日は一風変わったお菓子のご紹介。
この時期は様々な行事があることは昨日も書いた気もしますが、最近は芸術、アートに関係するものも今頃が多いのでしょうか。(文化の日があるからかもしれませんが)
さてそんな11/3文化の日にちょっと変わったお菓子をご用意する機会がありました。会場は神奈川県横浜市某所。
真っ白な円柱型のお菓子で、菓銘は『円相』となります。
材料はホワイトチョコレートで、中は大納言小豆で作った柔らかい羊羹になっています。普段ですとおおよそご用意することはないお菓子ですので、お願いをしてこちらでご紹介させていただくことに致しました。
お味のほうはというと、不思議なもので意外と合うんじゃないかと思いました、ただやはりチョコは味わいが強いのでそれに負けない小豆の味わいというのはなかなか難しいものでした。
独創的な形の方は、床の間を担当されたアーティストの作品に準じたものです。
これは準備段階のものですが、手前には見えないようにプロジェクターが設置されており、実際には映像を合わせた空間でお茶とお菓子を楽しむという趣向です。仕事がどうにか出来れば、ぜひ自分も入ってみたかったのです。とはいえ、こういうお菓子を作るのは、難しく、楽しく、大変新鮮でした。
ご参考までに当日配布されたパンフ(入場券)のクレジットを。(当店の名前も入ってます!)
2013 都筑民家園 輪亭 シアター風茶席
企画 あまのじゃく☆銀河
出演 井上陽一
お軸・お面 高泉加奈子
器提供 初谷麻美香
美術 木村格
映像・編集 吉浜直樹・西崎みか
お菓子 新妻屋(前橋)高野善明
協力 ㈱リコー(プロジェクター
民家園 月釜チーム
竹林クラブ(TAKE G)
着物愛好会
この時期は様々な行事があることは昨日も書いた気もしますが、最近は芸術、アートに関係するものも今頃が多いのでしょうか。(文化の日があるからかもしれませんが)
さてそんな11/3文化の日にちょっと変わったお菓子をご用意する機会がありました。会場は神奈川県横浜市某所。
材料はホワイトチョコレートで、中は大納言小豆で作った柔らかい羊羹になっています。普段ですとおおよそご用意することはないお菓子ですので、お願いをしてこちらでご紹介させていただくことに致しました。
お味のほうはというと、不思議なもので意外と合うんじゃないかと思いました、ただやはりチョコは味わいが強いのでそれに負けない小豆の味わいというのはなかなか難しいものでした。
独創的な形の方は、床の間を担当されたアーティストの作品に準じたものです。
ご参考までに当日配布されたパンフ(入場券)のクレジットを。(当店の名前も入ってます!)
2013 都筑民家園 輪亭 シアター風茶席
企画 あまのじゃく☆銀河
出演 井上陽一
お軸・お面 高泉加奈子
器提供 初谷麻美香
美術 木村格
映像・編集 吉浜直樹・西崎みか
お菓子 新妻屋(前橋)高野善明
協力 ㈱リコー(プロジェクター
民家園 月釜チーム
竹林クラブ(TAKE G)
着物愛好会
2013年11月06日
はさみ菊
あっという間に10月が過ぎてしまいました。
秋も本番といった趣で、様々な行事があるものですね。9月ですのでひと月以上経ってしまいましたが、『前橋情報』さまの表紙に当店のお菓子が掲載され、ご紹介いただきました。特に大きめの写真に掲載された商品のお問合せも多かったため、ご無理をお願いしてこちらのブログに転載させていただくことが出来ました。(Yさん有難うございます。)
こちらは鋏菊といって、菊の花びらを細長いハサミで一枚ずつ切っていくお菓子です。出来上がりの華やかさと細かな仕事があって、和菓子の実演などで行われることが多いです。通常はピンク色の菊(写真奥)のように一輪の菊を仕上げるのですが、せっかくの機会ですのでひとつのお菓子に菊を二つ重ねたものが紫色の菊(写真手前)です。二輪の菊の花びらを折り重なるように切り揃えていくもので華やかで不思議なデザインのお菓子です。
こちらは秋の代表菓である『栗きんとん』と蒸し菓子である浮島製のお菓子。やはりプロが写真を取ると違うものなんだなあと改めて思った一枚です。
秋も本番といった趣で、様々な行事があるものですね。9月ですのでひと月以上経ってしまいましたが、『前橋情報』さまの表紙に当店のお菓子が掲載され、ご紹介いただきました。特に大きめの写真に掲載された商品のお問合せも多かったため、ご無理をお願いしてこちらのブログに転載させていただくことが出来ました。(Yさん有難うございます。)
タグ :はさみ菊
2013年10月09日
2013年9月のお菓子 其の参
さて気付けば十月に入ってしまい、久しぶりの更新となってしまいました。
九月の後半からは行事が続いていたり、なかなか記事を書くところまでたどり着けませんでした。とはいえ、少しずつですが写真は撮り溜めることが出来たりしましたのでそちらから。
今年の十五夜は9/19。当日の夜はびっくりするくらい綺麗な満月で、ご覧になられた方もたくさんいらっしゃったかと思います。気付けばもう来週は十三夜。遅くなってしまいましたが、月見団子を。
出来たてのつやつやといったところですね。
また秋彼岸にもたくさんのお客さまにお店に足を運んでいただき、有難うございました。
例年通り、秋彼岸より『栗きんとん』、『栗蒸し羊羹』の販売も開始いたしましたので、こちらも合わせてよろしくお願い致します。
九月の後半からは行事が続いていたり、なかなか記事を書くところまでたどり着けませんでした。とはいえ、少しずつですが写真は撮り溜めることが出来たりしましたのでそちらから。
今年の十五夜は9/19。当日の夜はびっくりするくらい綺麗な満月で、ご覧になられた方もたくさんいらっしゃったかと思います。気付けばもう来週は十三夜。遅くなってしまいましたが、月見団子を。
出来たてのつやつやといったところですね。
また秋彼岸にもたくさんのお客さまにお店に足を運んでいただき、有難うございました。
例年通り、秋彼岸より『栗きんとん』、『栗蒸し羊羹』の販売も開始いたしましたので、こちらも合わせてよろしくお願い致します。
2013年09月08日
2013年9月のお菓子 其の弐
暑い日が続きますかねぇ、と書いてから、急に涼しくなってきましたね。平年並みくらいにはなっているのでしょうか。
さて明日は9月9日重陽。先日ご案内した『着せ綿』ですが、ひとつでも目を引くお菓子ですが、いくつか並ぶと一層華やかな雰囲気となります。
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9/9追記
『着せ綿』の販売は、敬老の日が近いこともあってかご予約等いただいておりますので1週間ほど販売をしております。数は少なくなってしまう場合もございますので、事前にお電話いただければ大変有難いです。
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今日は別のお菓子のご紹介。9月に入りまして、寒天で作る錦玉類から蒸し菓子の浮島のご用意を始めました。最初のお菓子は、『月鈴子』。こちらは鈴虫のこと。
浮島は、餡に卵と少量の粉類を加えて蒸しあげるお菓子。蒸しかすてらをしっとりさせたような軽めのお菓子です。黄色の生地に桂皮末で草葉を描き、下部は粒をしっかり残した小倉羹を合わせています。和菓子の中では比較的軽いお菓子ですのでぜひ一度お試し下さい。
さて明日は9月9日重陽。先日ご案内した『着せ綿』ですが、ひとつでも目を引くお菓子ですが、いくつか並ぶと一層華やかな雰囲気となります。
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9/9追記
『着せ綿』の販売は、敬老の日が近いこともあってかご予約等いただいておりますので1週間ほど販売をしております。数は少なくなってしまう場合もございますので、事前にお電話いただければ大変有難いです。
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今日は別のお菓子のご紹介。9月に入りまして、寒天で作る錦玉類から蒸し菓子の浮島のご用意を始めました。最初のお菓子は、『月鈴子』。こちらは鈴虫のこと。
2013年09月06日
2013年9月のお菓子
さて9月に入り、多少過ごしやすくなってきたでしょうか。とはいえ、ここ数年は9月いっぱい夏のような天気だったりする気がしています。
本日は、『着せ綿』のご紹介。
こちらのお菓子は、9/9の重陽の節句にちなんだお菓子です。重陽の節句に行われる宮中の習慣と言われ、重陽の日に菊の花に真綿を被せ、翌日朝露を含んだ綿を菊より外し、その綿で体を拭えば無病、健康でいられると言われております。そこで、菊の花に真綿を被せたようなデザインとしてご用意しているのが、このお菓子の『着せ綿』です。
当店では比較的淡い色味のお菓子が多いかと思いますが、このお菓子は華やかな赤色を特徴として仕立てています。白の真綿との色の対比が目を引く一品です。
本日は、『着せ綿』のご紹介。
当店では比較的淡い色味のお菓子が多いかと思いますが、このお菓子は華やかな赤色を特徴として仕立てています。白の真綿との色の対比が目を引く一品です。
2013年08月24日
2013年8月のお菓子 其の弐
さてお盆も無事終わり、8月も終盤に入りました。
お盆中は暑い中、たくさんのお客様にお店に足を運んでいただき、誠に有難うございました。
またお萩や当店の銘菓でもある下馬将軍だけでなく、連日のように誕生餅のご注文も頂戴しております。(こちらも帰省などと関係があるのかもしれませんね)
生菓子の方は、まだまだ暑い日も続いておりますが、そればかりでなく、立秋を過ぎ初秋を感じさせるようなお菓子も徐々にご用意しております。
きんとん製 『荒磯』
雪平製白餡 『秋の声』
今年のお盆はイベント事が多かったのですが、一昨日は高校野球で地元前橋育英高校が優勝いたしました!勝ち上がるにつれ、もしやと思っておりましたが、真夏の甲子園での快挙に大変興奮しました。選手の皆さん、関係者の皆さん本当におめでとうございます!!
というわけで、もうこんな時間になってしまいましたが、本日より2日間店頭にて「育英、優勝しましたねぇ」「強かったですねぇ」などお声かけ頂いたお客様にどら焼きをおすそ分けしたいと思います。なお急遽ですので完売時には何卒ご容赦ください。
お盆中は暑い中、たくさんのお客様にお店に足を運んでいただき、誠に有難うございました。
またお萩や当店の銘菓でもある下馬将軍だけでなく、連日のように誕生餅のご注文も頂戴しております。(こちらも帰省などと関係があるのかもしれませんね)
生菓子の方は、まだまだ暑い日も続いておりますが、そればかりでなく、立秋を過ぎ初秋を感じさせるようなお菓子も徐々にご用意しております。
きんとん製 『荒磯』
雪平製白餡 『秋の声』
今年のお盆はイベント事が多かったのですが、一昨日は高校野球で地元前橋育英高校が優勝いたしました!勝ち上がるにつれ、もしやと思っておりましたが、真夏の甲子園での快挙に大変興奮しました。選手の皆さん、関係者の皆さん本当におめでとうございます!!
というわけで、もうこんな時間になってしまいましたが、本日より2日間店頭にて「育英、優勝しましたねぇ」「強かったですねぇ」などお声かけ頂いたお客様にどら焼きをおすそ分けしたいと思います。なお急遽ですので完売時には何卒ご容赦ください。
2013年08月02日
2013年8月のお菓子
さてあっという間に8月となりました。先週の隅田川花火大会はお天気が残念でした。地元前橋は来週末、果たしてどうなることやら。
ということでちょっと前からご用意しております花火のお菓子のご紹介。材料は米粉を蒸して仕込む外郎製です。
中にはさんだ漉し餡がうっすら透けて、花火らしく見えるでしょうか。奥はカップに仕立てた金魚のゼリー。生菓子としてはキウイフルーツを入れてご用意しておりますが、こちらはライチの風味。生のフルーツではなくリキュールやジュースを使ってさっぱりと仕上げています。
ちなみに花火のお菓子を作っているところ。花火大会のように華やか(?)になりますでしょうか。
さてこの時期忘れてはならないお菓子をもうひとつ。
朝顔ですね。皆さん夏休みには一度くらいは育てたことがあるかと思います。こちらは練切製で中は漉し餡になっています。葉と蔓は緑色に染めた羊羹、真ん中の雫は錦玉を賽の目に切ったものです。
少々夏バテ気味なのですが、まだまだ暑さもこれからなのでしょうか。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。
ということでちょっと前からご用意しております花火のお菓子のご紹介。材料は米粉を蒸して仕込む外郎製です。
中にはさんだ漉し餡がうっすら透けて、花火らしく見えるでしょうか。奥はカップに仕立てた金魚のゼリー。生菓子としてはキウイフルーツを入れてご用意しておりますが、こちらはライチの風味。生のフルーツではなくリキュールやジュースを使ってさっぱりと仕上げています。
ちなみに花火のお菓子を作っているところ。花火大会のように華やか(?)になりますでしょうか。
さてこの時期忘れてはならないお菓子をもうひとつ。
少々夏バテ気味なのですが、まだまだ暑さもこれからなのでしょうか。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。
2013年07月19日
2013年7月のお菓子 其の参
前回写真をつけられなかった錦玉のお菓子を二種類ご紹介します。錦玉のお菓子は大体5月頃からご用意を始めて9月くらいまででしょうか。もちろん冬場などであってもご用意することはあるのですが。
味や見た目に変化をつけるため、葛粉や卵白、ワインなど合わせたりもしますが、暑さが厳しい折ともなるとしっかりした食べ口と無色透明な無地錦玉が主になります。
8月初旬頃までの夏祭りや花火大会などで楽しませてくれる屋台の金魚釣りをイメージしてご用意したのがこちら。中の金魚は2色の練切を型抜きしたもの、水草の変わりにキウイフルーツを加えています。無地錦玉のさっぱりとした甘味にフルーツの酸味。ちょっとしたデザートを小さな主菓子の中に詰め込んでいます。
無地錦玉製 『金魚』
東雲羹製 『夕立』
材料は東雲羹といって、羊羹と卵白を使ったふわっとした食感の淡雪羹を混ぜたもの。黒い部分は波照間の黒砂糖を使った黒糖羊羹です。実はもともとは白雨という名前。意味は同じことなのですが、白雨という名前とそれなのにお菓子の半分は黒い。この取り合わせが面白いのではないかなあとおおざっぱ思っていました。しかしながらお菓子の表現が抽象的。ですのでより分かりやすい名前をということで『夕立』と致しました。
暑い時期、なかなか食欲も湧かないかもしれないのですが、目でも楽しめるひんやり冷たいお菓子をご用意します。
味や見た目に変化をつけるため、葛粉や卵白、ワインなど合わせたりもしますが、暑さが厳しい折ともなるとしっかりした食べ口と無色透明な無地錦玉が主になります。
8月初旬頃までの夏祭りや花火大会などで楽しませてくれる屋台の金魚釣りをイメージしてご用意したのがこちら。中の金魚は2色の練切を型抜きしたもの、水草の変わりにキウイフルーツを加えています。無地錦玉のさっぱりとした甘味にフルーツの酸味。ちょっとしたデザートを小さな主菓子の中に詰め込んでいます。
無地錦玉製 『金魚』
そしてもう一方は抽象的なお菓子。お客様に伝わるかどうか大変心配なのですが、『夕立』がモチーフになっています。夕方になるとどこからともなく雲が垂れ込め、土砂降りになったりもします。最近はゲリラ豪雨という言われ方もしているのかも知れませんが。
東雲羹製 『夕立』
材料は東雲羹といって、羊羹と卵白を使ったふわっとした食感の淡雪羹を混ぜたもの。黒い部分は波照間の黒砂糖を使った黒糖羊羹です。実はもともとは白雨という名前。意味は同じことなのですが、白雨という名前とそれなのにお菓子の半分は黒い。この取り合わせが面白いのではないかなあとおおざっぱ思っていました。しかしながらお菓子の表現が抽象的。ですのでより分かりやすい名前をということで『夕立』と致しました。
暑い時期、なかなか食欲も湧かないかもしれないのですが、目でも楽しめるひんやり冷たいお菓子をご用意します。
2013年07月17日
2013年7月のお菓子 其の弐
こんばんは。
今年はほんとに暑いですね。ここ数日は多少緩みましたが、例年以上に暑いような気がします。そんな中涼味をお届けしたいところではありますが、写真の関係で見た目の涼しげな錦玉類ではなく、別のお菓子から。
練切製漉し餡 『河原撫子』
雪平製白餡 『雨上がり』
『雨上がり』は梅雨時期の終わりから梅雨明けくらいまでがぴったりのお菓子でしょうか。虹色に何層にも重ねた練切を薄く延ばして短冊状に包丁して仕上げてあります。ふわっとした餅生地にあっさりとした白餡を包んだお菓子です。
今年はほんとに暑いですね。ここ数日は多少緩みましたが、例年以上に暑いような気がします。そんな中涼味をお届けしたいところではありますが、写真の関係で見た目の涼しげな錦玉類ではなく、別のお菓子から。
練切製漉し餡 『河原撫子』
雪平製白餡 『雨上がり』
『雨上がり』は梅雨時期の終わりから梅雨明けくらいまでがぴったりのお菓子でしょうか。虹色に何層にも重ねた練切を薄く延ばして短冊状に包丁して仕上げてあります。ふわっとした餅生地にあっさりとした白餡を包んだお菓子です。
2013年07月05日
2013年7月のお菓子
こんばんは。
7月になり、蒸し暑さも一層厳しくなっているような気がします。
水無月の販売も終わり、週末は七夕。七夕といえば、織姫と彦星の年に一度の逢瀬と言われますが梅雨時期ということもあり、なかなか晴天には恵まれないですね。お菓子の方は雨はまったく関係なく、七夕の歌を始め様々モチーフとしてご用意致します。先日の短冊をあしらったきんとんに加えて、三種ご用意しております。
上から、練切製『逢瀬』、外郎製『天の川』、練切製『織姫』です。手前の『織姫』は糸巻きをイメージした形になっております。
今年はどうにか晴れに恵まれそうですが、その分気温も高くなってしまいそうですね。
7月になり、蒸し暑さも一層厳しくなっているような気がします。
水無月の販売も終わり、週末は七夕。七夕といえば、織姫と彦星の年に一度の逢瀬と言われますが梅雨時期ということもあり、なかなか晴天には恵まれないですね。お菓子の方は雨はまったく関係なく、七夕の歌を始め様々モチーフとしてご用意致します。先日の短冊をあしらったきんとんに加えて、三種ご用意しております。
今年はどうにか晴れに恵まれそうですが、その分気温も高くなってしまいそうですね。
タグ :七夕
2013年06月27日
2013年6月のお菓子 其の参
こんばんは。
さて6月も終わりに近づき、先週から『水無月』の販売を始めております。
この『水無月』は、氷を表す三角形に邪気を払うと言われる小豆を散らしたお菓子です。三角の氷の部分は、外郎製であったり葛製であったりとお店により様々です。当店では水無月用に考えた配合の外郎製にてご用意をしております。
そして『水無月』は夏越の祓いという6月30日に行われる大払いのことで、一年をふたつに分け、12月の晦日を年越し、6月の晦日を夏越(名越)というそうです。半年の無事を感謝し、収穫の無事を祈る行事です。
私も『水無月』を食べつつ、半年を振り返りたいと思います。
6月30日が終わるとすぐに七夕の7月7日。もう幼稚園や小学校などでは、七夕飾りの準備が始まっているようです。
とはいえ、ご自宅で笹飾りというのもなかなか難しいものですね。
お店では、七夕をモチーフとしたお菓子をいくつかご用意しております。
今日はひとつだけですが、7月7日に向けてもう少し増えていきます。
それでは。
さて6月も終わりに近づき、先週から『水無月』の販売を始めております。
この『水無月』は、氷を表す三角形に邪気を払うと言われる小豆を散らしたお菓子です。三角の氷の部分は、外郎製であったり葛製であったりとお店により様々です。当店では水無月用に考えた配合の外郎製にてご用意をしております。
そして『水無月』は夏越の祓いという6月30日に行われる大払いのことで、一年をふたつに分け、12月の晦日を年越し、6月の晦日を夏越(名越)というそうです。半年の無事を感謝し、収穫の無事を祈る行事です。
私も『水無月』を食べつつ、半年を振り返りたいと思います。
6月30日が終わるとすぐに七夕の7月7日。もう幼稚園や小学校などでは、七夕飾りの準備が始まっているようです。
とはいえ、ご自宅で笹飾りというのもなかなか難しいものですね。
お店では、七夕をモチーフとしたお菓子をいくつかご用意しております。
今日はひとつだけですが、7月7日に向けてもう少し増えていきます。
それでは。
2013年06月19日
2013年6月のお菓子 其の弐
6月も半ばを過ぎ、ちょっと油断するとブログの更新が滞ってしまいます。定期的にきちんと更新を続けるのは難しいですね。
さて暑さもだんだんと厳しくなり、お菓子も季節の風物を表現するとともに涼しさも大切になってくるのかなと思います。
きんとん製漉し餡 『沢辺の蛍』
錦玉製白餡 『紫陽花』
虎豆鹿の子製漉し餡 『苔清水』
真ん中の『紫陽花』は錦玉をサイの目に切って、白餡の周りに付けたもの。錦玉は、寒天に砂糖を加えて固めたものですがこちらはワインを加えて、色、味、風味を加えております。色もワインの色そのものです。
ご案内しているか心配ですので、中花製「若鮎」や水羊羹の販売も開始しております。お近くに御用の折はぜひお立ち寄り下さい。
本来ですと記事にしたいことがたくさんあるのですが、長文となってしまいそうなので本日はこの辺で。
先週6/12に前橋菓子組合による菓子祭りが行われました。翌13日の上毛新聞には写真つきで当店の実演の様子が掲載されておりました。こちらも機会があれば投稿したいと思います。
2013年06月01日
2013年6月のお菓子
こんばんは。
気付けば6月1日、今年も半分を過ぎようとしています。毎年のことですがあっというまに一年が過ぎてしまいそうです。
練切製漉し餡 『水鳥』
浮島製小倉羹 『早苗』
白小豆入 吉野羹製 『瓢(ひさご)』
練切製の「水鳥」は特徴のあるデザインに仕上がっているかと思います。ピンクと白、2色の練切を使って茶巾で絞って作ります。ひとつひとつ手作りですので、ちょっとずつその表情も違ってきます。
吉野羹製の「瓢」は、錦玉と呼ばれる寒天に砂糖を加えて作る定番のゼリーに、葛を合わせて食感を柔らかく仕立てています。葛を使っているので吉野羹と呼ばれています。画像では見難いですが中に白小豆を散らしてあります。文字通り色の白い小豆で珍しい材料でもあります。
気付けば6月1日、今年も半分を過ぎようとしています。毎年のことですがあっというまに一年が過ぎてしまいそうです。
練切製漉し餡 『水鳥』
浮島製小倉羹 『早苗』
白小豆入 吉野羹製 『瓢(ひさご)』
練切製の「水鳥」は特徴のあるデザインに仕上がっているかと思います。ピンクと白、2色の練切を使って茶巾で絞って作ります。ひとつひとつ手作りですので、ちょっとずつその表情も違ってきます。
吉野羹製の「瓢」は、錦玉と呼ばれる寒天に砂糖を加えて作る定番のゼリーに、葛を合わせて食感を柔らかく仕立てています。葛を使っているので吉野羹と呼ばれています。画像では見難いですが中に白小豆を散らしてあります。文字通り色の白い小豆で珍しい材料でもあります。
2013年05月24日
2013年5月のお菓子
こんばんは。
端午の御節句も終わり、一気に暑くなってきましたね。水羊羹などもちらほら見られるようになってきたような気がします。
もちろん当店でも水羊羹を始めました。見た目も涼しげな錦玉と呼ばれるお菓子など少しずつご用意して参ります。
さて5月もだいぶ過ぎてしまいましたが、生菓子を少しだけご紹介。
練切製漉し餡 『野ばら』
外郎製味噌餡 『贈る花』
最後のお菓子は、もう終わってしまいましたが母の日にちなんでカーネーションをモチーフとしたお菓子。薄く延ばした外郎生地をフリルのように円く抜いてたたんで仕上げてあります。カーネーションそのものを作るのはなかなか難しいですが、雰囲気伝わりますでしょうか。
さて本日はこのへんで。
端午の御節句も終わり、一気に暑くなってきましたね。水羊羹などもちらほら見られるようになってきたような気がします。
もちろん当店でも水羊羹を始めました。見た目も涼しげな錦玉と呼ばれるお菓子など少しずつご用意して参ります。
さて5月もだいぶ過ぎてしまいましたが、生菓子を少しだけご紹介。
練切製漉し餡 『野ばら』
きんとん製漉し餡 『緑風』
外郎製味噌餡 『贈る花』
最後のお菓子は、もう終わってしまいましたが母の日にちなんでカーネーションをモチーフとしたお菓子。薄く延ばした外郎生地をフリルのように円く抜いてたたんで仕上げてあります。カーネーションそのものを作るのはなかなか難しいですが、雰囲気伝わりますでしょうか。
さて本日はこのへんで。
タグ :母の日
2013年04月30日
2013年4月のお菓子 其の弐
さて4月も最終日、世間はGW真っ只中ですね。
お菓子は一部遅くなってしまっていますが、順番にご紹介を。
練切製漉し餡 『富貴草』
薯蕷きんとん製粒餡 『藤浪』
羽二重製白餡 『柳に燕』
きんとん製漉し餡 『岩根つつじ』
生菓子ばかりが続いてしまっておりますが、お節句のお菓子は整理して改めて投稿したいと思います。
またこの時期のお菓子である柏餅ですが、当店でも毎朝ご用意しております。しかしながら夕方頃になりますと売り切れとなってしまう場合がございます。出来る限り商品を切らさないようにしておりますが、ご来店のタイミングなどによってもご希望の数が揃わない場合などもございます。ご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、おひとつよりお取り置きもさせていただいておりますので何卒よろしくお願い致します。
お菓子は一部遅くなってしまっていますが、順番にご紹介を。
練切製漉し餡 『富貴草』
薯蕷きんとん製粒餡 『藤浪』
羽二重製白餡 『柳に燕』
きんとん製漉し餡 『岩根つつじ』
生菓子ばかりが続いてしまっておりますが、お節句のお菓子は整理して改めて投稿したいと思います。
またこの時期のお菓子である柏餅ですが、当店でも毎朝ご用意しております。しかしながら夕方頃になりますと売り切れとなってしまう場合がございます。出来る限り商品を切らさないようにしておりますが、ご来店のタイミングなどによってもご希望の数が揃わない場合などもございます。ご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、おひとつよりお取り置きもさせていただいておりますので何卒よろしくお願い致します。
タグ :柏餅
2013年04月11日
2013年4月のお菓子
続きです。
ちょっとブログの更新が滞っていたようで、気づいたらもう4月半ばとなりつつあります。
桜のお菓子もそろそろ終わりとなります。
練切製漉し餡 『吉野』
こちらは練切をヘラなどを使って桜の形に仕立てたもの。薄いピンク色にほんのり白でぼかしを入れているだけですが目を引くお菓子と思います。
なお期間限定のさくらわらべは今週にて本年の販売を終了致します。週末までは販売をしております。
また昨年の横浜高島屋さんに続き、日本橋の三越さんへ伺っております。このため生菓子がやや品薄となる場合がございます。ご迷惑をお掛けいたしますが、おとり置きなどは通常通り致しておりますので何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
ちょっとブログの更新が滞っていたようで、気づいたらもう4月半ばとなりつつあります。
桜のお菓子もそろそろ終わりとなります。
練切製漉し餡 『吉野』
こちらは練切をヘラなどを使って桜の形に仕立てたもの。薄いピンク色にほんのり白でぼかしを入れているだけですが目を引くお菓子と思います。
なお期間限定のさくらわらべは今週にて本年の販売を終了致します。週末までは販売をしております。
また昨年の横浜高島屋さんに続き、日本橋の三越さんへ伺っております。このため生菓子がやや品薄となる場合がございます。ご迷惑をお掛けいたしますが、おとり置きなどは通常通り致しておりますので何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
タグ :さくら
2013年04月11日
『柏餅』、はじめました
桜も今年は早めの開花となり、もうすっかり葉桜となりつつありますね。
ご案内がなかなか上手くいかないのですが、店頭では3月末より柏餅の販売を始めております。本来ですとブログで告知しつつ、販売というのが理想なのですがまだまだですね。
手前が柏餅、奥が外郎粽
さて柏餅は、漉し餡と味噌餡の2種類をご用意致しております。そしてこの区別は柏の葉の裏表です。つるっとした柏の葉の表面が内側にきているのが漉し餡、外側にきているのが味噌餡です。
柏餅は餅生地の歯切れの良さとさっぱりした甘みが美味しいものですが、柏の葉の匂いもほんのりと漂います。
時節柄、三本をひとまとめに合わせた外郎粽や兜の形をしたお菓子、こいのぼりの箱など端午の節句を意識した商品も揃っております。初節句のお返しやお祝いなどのご予約も店頭にて承っておりますのでぜひ足をお運びください。
少々早いのですが、端午の節句にちなんだお菓子はこちらを予定しております。(一部)
雪平製白餡羊羹巻き 『吹流し』
本日はもうひとつあります。続きは後ほど。
ご案内がなかなか上手くいかないのですが、店頭では3月末より柏餅の販売を始めております。本来ですとブログで告知しつつ、販売というのが理想なのですがまだまだですね。
手前が柏餅、奥が外郎粽
さて柏餅は、漉し餡と味噌餡の2種類をご用意致しております。そしてこの区別は柏の葉の裏表です。つるっとした柏の葉の表面が内側にきているのが漉し餡、外側にきているのが味噌餡です。
柏餅は餅生地の歯切れの良さとさっぱりした甘みが美味しいものですが、柏の葉の匂いもほんのりと漂います。
時節柄、三本をひとまとめに合わせた外郎粽や兜の形をしたお菓子、こいのぼりの箱など端午の節句を意識した商品も揃っております。初節句のお返しやお祝いなどのご予約も店頭にて承っておりますのでぜひ足をお運びください。
少々早いのですが、端午の節句にちなんだお菓子はこちらを予定しております。(一部)
雪平製白餡羊羹巻き 『吹流し』
黒胡麻練切製漉し餡 『かぶと』
本日はもうひとつあります。続きは後ほど。
2013年03月28日
2013年3月のお菓子 其の参
今年は暖かい日が多いみたいですね。桜の花もだいぶ咲いているようで、例年に比べるとかなり早い気がします。
先日ご紹介した『さくらわらべ』ですが、本当に告知のみになってしまっていましたので、続きです。
そしてお花見につきもののお菓子をひとつ。
見た目そのままではありますが、『花見団子』です。昨年までは一串に二個、紅色と蓬をつけておりましたが、三個にして欲しいというご要望もあり、また別な理由もありまして本年は一串三個でご用意致します。三個となると通常のお菓子のサイズよりも合わせると大ぶりになってしまいますので、味を変えて3種類ご用意致します。なお串にささっていますので、味の薄い順に並べています。紅色が白餡、白色が味噌餡、緑色が蓬で漉し餡。順番に食べるとそれぞれの味や香りがしっかりと楽しめ、一本で三度美味しいとなればと思います。
ではでは。